学校とは~不登校って?~

くつべらマン「不登校の子を、行かせるべきか休ませるか。難しいです…」

ミツイ職員「そうだね。不登校に対する社会の認識が寛容になって、以前よりも無理強いさせる風潮が和らいだのは良い傾向だとは思うけど、だからといって保護者の立場からすると、ただ欠席が積みあがっていく状況は歯がゆさがあるよね」

くつべらマン「いろいろと吸収できる多感な時期に、基礎学力を身に着けたり、集団で人と関わる機会を逃していくのは、将来に大きな負債を持たせてしまうのではと心配になります。代わりの何かを提供したいと思うんですけど、平日の昼間になかなか同質の体験を用意するというのも難しいです」

ミツイ職員「学校を一年間運営するのに5000万円くらいかかるっていうデータもある。一般的な話ではなく、個別で考えて、その子にとって一番望ましい環境は何かを考えるために、まずは”不登校はなにか”を調べてみよう」

アリスさん「へー、一年で30日以上休んだ人なんだ。一カ月分か。私はまだら出席だったから、自分のこと”フトウコウ”って思ってはなかったけど、結果的に不登校だったのかな」

ミツイ職員「上の画像のあと、調査結果が続くんだけど、理由を聞く調査対象を絞るために、便宜的にそう定めたんじゃないかな」

くつべらマン「理由って、どう書いてあるんですか?」

ミツイ職員「多様化・複合化している、って書いてあるよ。つまり人それぞれ。色んな理由で長期欠席に至っているから、個別の理由を理解することが解決の方法ってことだね」

アリスさん「わたしは、メンドイ、だったかなあ」

くつべらマン「めんどい、かあ。気持ちはわかるけど、それで内申をさげたり、集団行動に不慣れのまま自立に送りだすのはなあ…」

ミツイ職員「長期的な大人の視点と、短期的な子どもの視点。よくある摩擦だね。難しい問題だから、次回は個別のケースを取り上げてみよう」

くつべらマン&アリスさん「はーい」

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

LINEで友達になって更新情報を受け取ろう!

ページ上部へ戻る